行政書士になろう


第五章 結果発表

1 結果発表

合否は1月の第4水曜日に発表されます。
試験研究センターの掲示板と同WEBサイトで受験番号が表示されます。
また、圧着はがぎが発送され、早ければ翌日には受験生の居所に届けられます。
残念なことに官報には掲載されません。



午前9時、トップページが更新されました。
行政書士試験合格者(受験番号)をクリックします。



受験地の都道府県をクリックします。
PDFが開きます。



はい合格っと。
根拠のない、ボヤーっとした自信は間違いではありませんでした。
次に都道府県別試験結果一覧を見てみましょう。



合格者は4436名。
合格率は13.1%と、平成以降2番目の高い水準でした。
これには問16が没問となったことが影響しています。
当初、各校の解答速報ではCが正答とされていました。
が、「@も正解ではないか」との声があがり、やがて辰巳やTACが「正答なし」との見解を示すことに。
これらの声を受ける格好で、後日、センターより没問とすることが発表されたのです。
問16は全員に4点が加算されたわけです。
私自身はCとしていましたが、もし@なら不合格ですからね。
ラッキーだったと言えるでしょう。

なお、都道府県別では東京都の15.79%が最高で長崎県の6.23%が最低でした。
大都市で合格率が高いのは当然ですね。
学生も受験指導校も多いですから。
続いて合否判定基準を見てみましょう。



補正措置はありませんでした。
やはり平成26年度が異常だったということです、
次は模範解答です。





各校の模範解答と完全に一致しています。
受験生・合格者の属性を見てみましょう。



30代の合格者が最も多く、20代、40代と続きます。
1/4が女性ということも特筆すべきことですね。
続いて試験結果の推移です。



受験生が減少の一途であることが分かります。
これは他の法律系国家資格でも同じ状況であり、特に不動産鑑定士と土地家屋調査士で顕著。
資格の存続すら危ぶまれています。
ぶっちゃけ、資格で食える時代ではないですからね。
最後に結果分析資料です。



まとめですね。
エクセルでワンクリック。
こんなグラフを作るだけで試験"研究"センターを名乗るのだからスゴイ。
これらを成果として年8回の理事会と年4回の評議員会が行われているわけです。
他に、試験委員会、試験結果難易度評価委員会、試験制度等調査委員会、試験場責任者会議と、
総務省から天下った死に損ないのジジイ共が会議という名のパーティを満喫しつつ膨大な報酬を得ている。
なんて羨ましい。


2 合格通知

翌日、合格通知が届きました。

 

早速開けてみましょう。



おーすげー。
ぴったり180点。
無駄のない、理想的な合格点です。
300点取っても意味ないですから。
しかし、記述の42点というのは合格者の中でも上位ではないでしょうか。
択一の138点は勉強不足がまんま出た結果でしょう(笑)。



裏はこうなってます。


3 合格証

2月の最終週になると合格証が簡易書留で送付されます。
今年は2月22日でした。
どうしてタイムラグがあるのか分かりませんが、合格通知と別途に届くシステム。
無駄が多いです。



大きな封筒です。
一瞬「衝撃の長形3号」が頭を過ぎりましたが今回は大丈夫。
しかし宛て名が曲がってるのは失礼だねえ。



こんな紙が入ってます。
さらに薄紙を挟んで合格証。



なんて粗末な。
これならわら半紙のほうがマシだ。
もう少し格調のあるフォントにできなかったのでしょうか。

が、この企画も次頁でおしまい。
気を静めて進みましょう。


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