海事代理士になろう 第二章 筆記試験の学習方法 1 準備 まずは国交省のホームページから過去問をダウンロードして下さい。 ページの下のほうにあります。 国土交通省ホームページ 次に、下記URLから各法令をテキストファイルにコピペして下さい。 エディターがあると便利です。 [一時限目] 01 憲法 02 民法 03 商法(第三章のみ) 04 国土交通省設置法 国土交通省組織令 国土交通省組織規則 地方運輸局組織規則 [二時限目] 05 船員法 船員法施行規則 06 船員職業安定法 船員職業安定法施行規則 07 船舶職員及び小型船舶操縦者法 船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則 [三時限目] 08 海上運送法 09 港湾運送事業法 港湾運送事業法施行規則 10 内航海運事業法 11 港則法 港則法施行規則 12 海上交通安全法 海上交通安全法施行規則 13 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律施行規則 [四時限目] 14 船舶法 船舶法施行規則 船舶登記令 15 船舶安全法 16 船舶のトン数の測度に関する法律 17 造船法 造船法施行規則 18 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律施行規則 以上で下準備は終了です。 ここからは教材作りに入ります。 2 筆記試験の教材作り と言っても難しい話じゃありません。 まず、問題と解答をつき合わせて下さい。 で、その問題がどの条文から出題されたかチェックして下さい。 検索機能を使うと簡単ですね。 所定のセンテンスで検索すればすぐに辿り着く。 で、その条文を別のテキストファイルにコピペして下さい。 以下、その繰り返し。 18科目、ぜんぶやっちゃって下さい。 7〜8年分で大丈夫です。 あとはこれらテキスト文書をプリントして、出題されたセンテンスをマークしていくだけ。 立派な教材の出来上がりです。 こんな感じ。 プリンターがない人はpdf化してローソンの複合機でプリントしましょう。 セブンの複合機ほど高機能ではありませんが、ローソンの複合機にはフォントや書式を問わずプリントできる長所があります。 そうそう、pdf化にはスマホやタブレットで持ち歩けるという大きなメリットもありますな。 未経験の人は思い切って挑戦しちゃいましょう。 フリーソフトはいくらでもあります。 おすすめは「pdf as」かしら。 ベクターでゲットして下さい。 pdf as なお、二次試験用の教材作りも全く同じです。 筆記試験に合格したら以上の方法で教材作りをして下さい。 そのへんは後でお話します。 3 学習 さあ、教材が出来ました。 あとはひた… え? もうすでにヤ? めんどくさいからヤメたい? アホかボケ。 そこが大事なんです。 この面倒な作業こそが、学習の第一歩。 教材が完成したころには、結構な知識が身に付いるはずです。 憲法なんでぜんぶ暗記しちゃってるかも知れません。 教材作りも学習の一部なんですね。 ハイ。 ともあれ、あとは教材を読み込むだけ。 マーキングした(過去に出題された)部分を中心に、毎日、全科目に目を通しましょう。 今日はこの科目、的なやり方はおすすめできません。 試験は1日で行われるのですから。 だから毎日全ての科目に触れる努力をしましょう。 なお、科目ごとの重要度には当然違いがあります。 口述の試験科目でもある主要4科目、船舶法、船舶安全法、船員法、船舶職員及び小型船舶操縦者法は超重要。 逆に民法は捨てちゃっていいです。 時間の無駄。 どうしても時間がない人は、船員職業安定法か海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律のいずれか1科目を捨ててください。 この2科目はほぼ○×か選択問題なので、勘でなんとかなります。 逆に言えば得点源なんですけどね。 次頁では出願の流れついて説明します。 前へ 次へ 表紙へ トップページへ