海事代理士になろう


第五章 筆記試験の結果発表

1 結果発表

合否は10月最終週の金曜日に発表されます。
まずはWEBです。
国交省のホームページに掲示されますが、筆記試験の分は既にないのでスクショを上げときます。
無断転載ってやつです。



関東の1番から88番のうち合格者は39名で、87番から176番のうち合格者は19名。
分かりやすい結果ですね。
ちなみに私の隣の席にいたワキガのおっさんは落ちてました。



この時点では、今年は厳しいのかなーという予測を立てていました。
が、口述が甘かった。
激甘。
後述しますが(うまい)、ほとんどの人が受かっちゃいました。
私はフルマークだったのでちょっと悔しかったです。


2 合格通知書の受領

さて、翌日になると国交省から封書が届きます。
角2のでかいやつ。
簡易書留なのでハンコが必要となります。
中には4枚のわら半紙が入っています。



合格通知書です。
わら半紙ですが、ちゃんとハンコが押してあります。
ちなみに右上の番号は合格番号等ではなく書式番号です。



口述試験の時間割表です。
この時間までに出頭しろということです。
住所地を基準に割り振られ、当日帰宅できるように地方在住者から優先的に行われます。
どっちにしろ前泊が必要なんですけどね。
2泊は気の毒だから、という配慮。



会場の案内図。
日本の行政のド真ん中。
ふつうに生活していたらそうそう行くことはないだろうなあ。



試験の注意事項。
口述試験は4名1組で入室し、4つのテーブルをローテーションする仕組みです。
どの科目から始まるかは当日にならないと分かりません。


3 日本海事代理士会主催・直前対策講座

第一章でお話したように、この試験にまともな指導校はありません。
が、海事代理士会が口述試験の前日に直前対策講座を行っています。
黙っていても案内書は届きません。
参加したい人は筆記試験の合格を確信したら1日でも早く会にコンタクトを取りましょう。
平成26年は合格発表の5日後には24名の定員に達しました。
ここです。

日本海時代理士会

以前はマリンクラブなるNPOが無料の直前講習を実施していました。
しかし平成25年度から会が行うこととなり、平成26年度から撤退することに。
このあと画像をお見せしますが、会の講習は高額なのがとても残念です。
復活キボンヌ(今時)。



ね、クソ高いでしょ。
たかが半日の講義で1万円て。
あんたらどんだけ銭ゲバなんだよと、誰もがそう思うところ。
が、講師や試験官役を務めた海事代理士さんはほぼ手弁当だったようで。
内容はともかく、みなさん会の発展に心血を注いでおられるのですな。
これまた後述しますが、海事代理士会は任意加入団体。
登録海事代理士の7割が加入してないんだそうです。
いろいろあるんでしょうね。



とりあえず参加しちゃいました。
「昨年度は参加者全員が合格しました」と言われりゃあね。
後悔しないためにも参加しますわな。
コネとかありそうだし。

さて、次頁では口述試験の学習方法についてお話します。
ちょっと面倒です。


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