測量士になろう 第二章 学習方法 1 下準備 さあ、下準備です。 といっても当サイトの「測量士補になろう」を実践するだけです。 段階を追って勉強したい人は是非そうして下さい。 士補の学習に100時間、そして士の勉強に150時間ほど見ておけばいいでしょう。 でも、本当はそれすらも要らないのかも知れません。 いきなり測量士の勉強を始めても困らないかも知れません。 何故なら士補と士の学習内容はそれほど被らないからです。 士補の勉強をせずに士の勉強をしても、頭のいい人なら何とかなると思います。 2 準備 さあ、ここからいよいよ本番です。 メイン教材を何にするか。 残念ながら、教材は2種しか発行されていません。 日本測量協会が刊行している受験テキストと科目別模範解答集です。 但し、受験テキストを買ってはいけません。 やることが多すぎて無駄な時間を過ごすことになるからです。 受験テキストが800ページで科目別模範解答集が1200ページ。 通称・電話帳。 こんなものを2つを回すことなんて到底できませんよね。 ならば、受験テキストを捨ててしまえ、という論法。 協会の通信講座ではこの受験テキストを隅から隅までやるようです。 アホくさ。 そんな無駄な時間を使ってるから何度も受けることになるのです。 合格体験記を読むとつくづくそう思います。 もともと受験テキスト自体がオーバースペックなのです。 そんなとこ勉強したって絶対出ないだろって論点がたくさんあるそうで。 そう聞いていたので私は買うことさえしませんでした。 本試験では本年(H28年)のようにテキストにも過去問にも出ていない論点が出たりします。 そういうのは無視するしかないんですね。 どうせ誰も解けないのですから、重箱の隅を突くような学習には意味がないんです。 重ねて言いますが、受験テキストは要りません。 3 サブ サブといっても薔薇じゃありません。 サブ教材ですアッー これはもう、俄かには信じほど、素晴らしいサブ教材がネットに転がってます。 測量士受験生なら知らない者はいない、「測○士と測○士補の資格試験対策WEB」というサイト。 いろいろ面倒くさそうなので直リンはしません。 が、このサイトは秀逸です。 特に「WEB○×テスト」は文章問題の精度アップに最適。 ここで9割取れたら本試験の午前で20/28が確保できます。 500/1400。 合格点は910点ですから半分以上が確保できる。 これは大きい。 あとは計算問題ですね。 また、このサイトでは過去20年分の過去問が入手できます。 偉いなー。 どうしてこんな親切なサイトを無料で公開しているのか分からない。 ただ、最近は欲を出して本を出版したみたいです。 誤字脱字の王様との評判ですので士補受験生の方はくれぐれも手を出さないように。 4 学習 さあ、教材の準備が終わりました。 あとは過去問を回すだけ。 ガンガン勉強しちゃって下さい。 最初は全くイミフでしょう。 いいんです。 何度も何度も問題を読み、考え、解説を読む。 それをひたすら繰り返す。 やがて全体像が見えるようになります。 ちなみに私は文章問題は5周、計算問題は8周、WEB○×は10周させました。 学習期間は1ヶ月です。 当初は正答率が40〜50%でしたが、本試験直前には95%を超えました。 ここまでくれば、もう落ちることはないです。 次頁では出願の流れついて説明します。 前へ 次へ 表紙へ トップページへ